Emily in Paris の会話には、シンプルだけど実際の英会話ですぐに使える英語フレーズがたくさん登場します。
今回取り上げる from each other もそのひとつ。
「お互いに」「お互いから」という自然なニュアンスを表す、日常会話で大活躍の表現です。
この記事では、Emily in Paris のシーンを例にしながら、
意味・ニュアンス・使い方・例文 をわかりやすく解説します。
Emily in Paris のシーンで出てくる “from each other”
あるシーンで Emily がこう言います:
I’m sure we have a lot to learn from each other.
「私たちはお互いから学ぶことがたくさんあると確信しています」
「きっとお互いに学び合えることがたくさんあると思います」
ここでは、Emily と相手の関係性を前向きに捉え、
“力を合わせればもっと良い方向に進める”というポジティブな意味が込められています。
この from each other が表しているのは、
英語でとてもよく使われる “お互いに/お互いから” の自然な言い方です。
👉 Emily in Paris に登場する英語フレーズ一覧はこちら
from each other の意味とニュアンス
まず基本の直訳は
from each other = お互いから。
でも実際の英語では、この一言にもっと広い意味や感情的なニュアンスが含まれています。
✔️ 含まれるニュアンスの幅
from each other が示す “お互いから” には、単純に A→B、B→A のような矢印だけでなく、
人と人との間で生まれる影響、学び、刺激、変化など、双方向の関わりが含まれています。
たとえば…
- お互いに影響し合う(influence each other)
- お互いに学び合う(learn from each other)
- お互いから得るものがある(gain from each other)
- 双方向の働きかけがある(there is two-way interaction)
つまり、from each other は
“A が B から得るもの” と “B が A から得るもの” が同時に存在する関係
を自然に表すフレーズなんです。
同じ “お互いに” でも、
each other だけ → 行為のやり取り(○○し合う)
from each other → 得るもの・影響・刺激のやり取り(○○から)
という 方向性(from = ~から) の違いがあります。
「お互いに~する」より一歩深く、「お互いから何かを得る」という、
関係性の成長 を感じさせる表現なのが from each other の良さです。
from each other の使い方
from each other は基本的に
動詞の後ろに置くことで「お互いから○○する」という意味を作ります。
例:
- learn from each other
- grow from each other
- benefit from each other
- hear from each other(=互いに連絡をもらう)
逆に、動詞が “from” を必要としない場合は from を入れません。
例:
help each other(○)
help from each other(×)
このように、
動詞によって “from” が必要かどうかが変わることが大きなポイントです。
✔ “from each other” と一緒に使われやすい動詞
- learn(学ぶ)
- grow(成長する)
- benefit(利益を得る)
- hear from(連絡をもらう)
- borrow from(借りる)
このあたりは日常会話でもよく耳にする組み合わせなので、そのまま覚えておくと使いやすいです。
例文で覚える from each other
① We can learn so much from each other.
私たちはお互いから本当にたくさん学べる。
—「あなたと私の経験や価値観が違うからこそ学べる」という前向きな意味。
② They grew a lot from each other’s feedback.
彼らはお互いのフィードバックから大きく成長した。
—ビジネスや勉強の場面でとても自然な表現。
③ Let’s support each other and learn from each other.
支え合って、お互いから学び合おう。
—支援(support)と学び(learn from)が自然にセットになっている例。
④ Different cultures have a lot to learn from each other.
異なる文化は互いに学び合えることが多い。
—文化・価値観・方法論を語るとき、from each other はとてもよく使われる。
⑤ We can benefit from each other’s strengths.
お互いの強みから学び、助け合うことができる。
—単に give & take ではなく、強みを合わせてより良くなるニュアンス。
each other との違い(よくある疑問)
❌ × I learn each other.
文法的に誤り。
learn は「〜から学ぶ(learn from)」という形で使うため、from が必要です。
✔ 〇 I learn from each other.
(ただし主語が一人なので “We learn from each other” の方が自然)
✔ 〇 We help each other.
help は「〜を助ける」なので、from は不要。
👉 結論: “from” をつけるかどうかは動詞次第。
ここが理解できれば、使い分けで迷わなくなります。
まとめ
- from each other は「お互いから」「お互いに影響し合って」という意味
- each other よりも「得るもの・学び・影響」の 方向性 がある
- learn / grow / benefit と一緒に使う場面が多い
- 人間関係・チームワーク・文化の違いを語るときにとても自然
- Emily in Paris の名セリフ“We have a lot to learn from each other.”は、お互いの違いをプラスに捉える姿勢が詰まった表現
人と関わることで成長できるという前向きさを表すのに、from each other はまさにぴったりのフレーズです。

